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2019年11月 1日 (金)

初めての避難

立て続けに大きな台風が上陸・接近し、想像を超えた被害の大きさに胸が痛みます。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

台風19号が上陸した12日、一級河川が流れる私の住む地域にも避難勧告が発令され、ぎりぎり浸水想定地域である我が家も、初めて隣県の実家に避難しました。今回、河川氾濫のタイムラグがメディアでも取り上げられていますが、避難勧告の防災無線が流れたのは雨風も落ち着いた夜中の12時過ぎ。複数のアプリやSNS、ご近所の友人と情報交換しながらハラハラして眠れぬ夜を過ごしていたのは私だけで、家族はぐっすりと夢の中。同じように発令に気づかなかった方もいたに違いありません。

避難の際、子どもたちにはとりあえず大事なもののみ持参するよう伝えたのですが、とても身軽。東日本大震災以来、「カバンひとつでどこでも暮らせる生き方を目指そう」と心に決めて、ものは極力減らしてきた私も、荷物にまとめたのはパソコンや仕事の書類、貴重品ぐらい(もちろん愛猫も)。しかし、主人は大事な⁉コレクションが、車に積みきれない様子(笑)。結局、「ぎりぎりまで様子をみる」といって家に残りました。この決断がいつか明暗を分けるかもしれません…。

スマホとにらめっこして情報を集めていた際、一番頼りになったのが、河川事務所が発信するツイッターでした。1時間ごとに各地点の河川水位を計測し、状況を報告してくれるのです! 大変な状況のもと、昼夜徹して仕事されている方々にも頭が下がりました(長野県防災のツイッターも話題になっていますね)。幸いにも影響はなく、すぐに日常生活に戻ることができ、また、担当案件の訳者さんも被災された方はいらっしゃいませんでした。

気候変動は続くと思われます。他人事にせず、真剣に自然災害に備えていく時代になったようです。今までになく長く感じた秋になりました。

杉田

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情報収集に役立ったアプリ。国内の河川の多さをあらためて実感しました。防災無線では情報が少なく、実際に避難されていた方はご近所でもごくわずか。災害時の情報の伝え方にも課題がありそうです。

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