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2019年8月

2019年8月13日 (火)

20周年に向けて

毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気が付けば2019年も残り4カ月半ですね。
毎年年末になると「長い1年だった……」と思うのに、1週間単位では時間が飛んでいってしまうのが不思議でなりません💦

さらに、社会人になってからは、春に進級するわけでも、夏に長期の一斉休暇があるわけでもなく、年末年始もさらっと過ぎていってしまうので、物事の区切りとしての季節感がなくなってしまいました。その代わり、何年かおきに「区切りの年」が来るような気がします。今年がそれのようです。

まずは、「出会いと別れの年」。このブログでも、川上の退職のご挨拶、志村の自己紹介、と続きましたが、さらに今月15日で営業の永田も退職します。後任は近いうちに入社予定です。一緒に仕事をしてきた仲間が退職してしまうのは寂しい&心細いですが、新しいメンバーとまた頑張っていきたいと思います! 

もう一つ、大きな区切りとして今年挑戦してみたのが、「アジアの短編翻訳プロジェクト」です。現在、第5作目(最終回)のオーディションを開催中ですが、これまでのオーディションや『通訳・翻訳ジャーナル』の誌上翻訳コンテストにもたくさんの方にご応募いただき、社員一同、とても嬉しく思っております。

課題としたシンガポール、フィリピン、インド、インドネシア、ミャンマーの作品は、私もこれまでほとんど読んだことがなく、物語で異文化を知る楽しみを味わっています。自ら外国に行ってみるのも刺激的ですが、そこから吸収できるのは、あくまでも「自分の立ち位置から見た異文化」ですし、各国の歴史を勉強しても、得られるのは「知識」であって「実感」ではないように思います。今回のプロジェクトを通して、物語の醍醐味は、現地で暮らす人たち(著者や主人公)の視点でその文化を垣間見られること、そして、人間の普遍性に触れられることだなと再確認しました。

課題作品は、現在、翻訳が終わったものから編集作業を進めています。トランネットのHPTwitterでも進捗状況をお知らせできればと思いますので、どうぞお楽しみに。

このプロジェクトでは、各オーディションで配信していた「トランネットからの訳例」と「選定者からのコメント」の代わりに、上位者の方々の応募訳を公開し、応募者お一人お一人にフィードバックコメントをお返しするということにも挑戦してみましたが、いかがでしたでしょうか? やってみて初めてわかることも多いのですが、会員の皆様のお役に立てるよう、いろいろ試してみたいと思っていますので、ご意見ございましたらお気軽に事務局までお寄せいただければ幸いです。

さて、今年「アジアの短編翻訳プロジェクト」の5作品を無事刊行でき、年が明けたら、来年はトランネット設立20周年です。
20年間で蓄積してきたものを生かして、トランネットをバージョンアップさせていこうと考えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

トランネット中原

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