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2019年5月 7日 (火)

平成最後の日と令和最初の日(を含む10連休)

風薫る5月、8カ月ぶりのブログです。平成から令和へと年号が変わり、その御代替わり(みよがわり)に伴う多くの儀式、行事、報道がありました。国が決めた10連休を含めて今後このような歴史的瞬間に居合わせることはないだろうと、折に触れ感じ入りながら過ごしていました。

平成最後の日には、たとえ短時間でも茶室で過ごそうと決めていました。時に深く時に浅く、つかず離れずの茶道との関係も気がつけば40年近くなります。平成という時代と炉への名残に浸り、ひとりで短冊棚のお稽古をしました。

岡倉天心は茶道を次のように表現しています(『茶の本』参照)。「茶室は荒涼たる人生のオアシス」「人生と言う手に負えない困難を乗り越える上で、何かを成し遂げようとする心優しい試み」。いやぁ、刺さりますね。一生かけても成し遂げられそうにない、その試みを続けようと静かに心に誓って、私の平成は幕を下ろしました……。

そして令和初日は大安。炉を閉じて風炉を出し、香合を陶器から木地にし、竹の棚を組み立ててこの季節らしい室礼に。風雅な響きとは裏腹に、思わず「筋肉は裏切らない」とつぶやいてしまう過酷な作業です。茶釜は重い! マスク&バンダナ&エプロン&手袋の完全武装で灰まみれ、汗だくになっても「人生のオアシス」は守りたいわけで……。最後にはぐったりしますが、得も言われぬ清々しい充足感があります。

連休といえば、直前に穴場的な宿泊施設を確保したり、キャンセルが出た狭い部屋に滑り込んだり、家族でユースホステルに泊まったりと、旅(宿?)の神様に守られた日々も今は昔。九州に向かってソロでキャンプツーリングに出発した、若い家人の旅をSNSでフォローしつつ、他の者たちはいかにこのハイシーズンをコスパよく、渋滞や行列とは縁のない場所で、楽しく過ごそうかと模索しては(結局はほぼ思いつきで)行動に移した数日間でした。

まずは撮りためていたLiveBDを堪能!(とくにColdplayB’z)。次に、至福の読書で積ん読の山をじわじわと低くし……。私は音楽と本でできているのではないか、と思う時があるのですが、もしそうだとしたら幸せなことです(個人の見解です)。体調がよかったこともあり、私にしては外出の多い日々でした。

クリムト展(東京都美術館)→佐竹商店街(秋田藩佐竹氏屋敷跡)→御徒町(アメ横)で格安に昼飲み

 *クリムト作品(ウィーン分離派)には会いに行くことにしています。最も好きな作品が門外不出になってしまったのが残念ですが、いつかもう一度ウィーンまで会いに行きたいというのが私の夢です。

檜原村→山梨県上野原市棡原(ゆずりはら)で郷土料理→甲斐大和、丹波山ルートのドライブ

 *新緑の季節の定番ドライブ。

麻布でお蕎麦→本光寺近くの戦後の住宅地全体を踏破→麻布十番散策→地元に戻ってから肉汁餃子をつまみに飲む

 *先日、会社帰りに暗くなって諦めたエリアを静かに散策。

結婚記念日は、地元の格安酒場で昼飲みで祝う

 *熟考を重ねた結果、意見が一致。

大國魂神社(府中市)くらやみ祭り→お蕎麦屋でランチをいただきつつ昼飲み→御神輿など拝見後は敷地内にある複数のお社のひとつ、松尾神社(お酒の神様)に参拝→世界のビールを扱うお店で立ち飲み

一見すると、ほぼ散策と昼飲みの日々ですが、かねて興味があった街や場所を訪れ、心身の緊張をほぐした豊かな時間でした。さすがに昼飲みが続くと体重が増えそうで(増えるに決まっている!)、家中のワックスがけに励んだり、鉢物の植え替えをしたり、スクワットをしたり、と往生際悪く体を動かしもしましたが……。

 

🎵コーディネーター N.Yazawa🎵

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