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2019年3月

2019年3月 5日 (火)

思いどおりにならないこと

少々重い話題になりますが、千葉県野田市で起きた児童虐待死事件には、住まいも近いということもあり、ほんとうに胸が張り裂けそうでした。この事件に限らず虐待の報道が繰り返されるたび、加害者がなぜこのような事件を起こす人間になってしまったのか、いつもとても気になります。加害者も無邪気なかわいい子供だったはず……成長する過程での経験や環境が要因となっているのでしょうか。そして、人生が思いどおりにならないことへのゆがんだストレスの矛先が、最も身近で弱者である子供に向かってしまったのでしょうか。

また一方で、どうすれば子供を救えたのだろう、ということも考えます。以前、私の友人が、どうなだめてもぐずってトイレにこもり、泣き続ける息子をそのままにしておいところ、通報されたことがありました。すでに子供は泣き疲れて寝ていたのですが、訪ねてきた警官に「一応確認させてくださいね」と子供の体を隅々までチェックされたそうです。この話を彼女から聞いたのは、この件からだいぶ経ってからですが、引っ越して間もない土地で彼女が育児に奮闘し、疲れ果てていたところを通報され、ショックを受けた様子は十分に伝わってきました。警官は、子供の心配はしてくれたのだろうけれど、途方にくれていただろう彼女のケアをすることはなかったのでは、と考えるとなんとももやもやした気持ちになります。

その後はなにもコンタクトはなかったそうですが、近所で異変を感じたら通報すればよい、という問題ではないような気がしました。そういえば私も息子の保育園の朝の健康観察で、先生に子供の小さな傷を「どうしたんですか?」と問い詰められ(たような気がして)、悲しくなったことを思い出しました。先生も規則に沿ってたずねただけなのですが。

メディアでも取り上げられているように、虐待の問題は、子供だけでなく親や社会もひっくるめて対策していかないといけない複雑で難しい問題なのだと痛感します。紙一重のところで踏ん張っている親子はたくさんいるのではないのでしょうか。

進路にしろ、ふだんの生活態度にしろ、親の思い(願い!?)どおりになることはほぼない我が家の息子たちですが、これから先、自分が思いどおりにならない出来事に向きあった際、おかしな方法で解決したりする男子にだけはならないでね、ということは切に願っています。

そういう私ですが、先日、パトロールで子供と登校中、いつも交差点でも見守りをしてくださる交通安全のおじさんにスカウトされました(笑)。最近はなり手がいないようで、近い将来、交通安全のおばちゃんデビューもいいかなと思っている次第です。健康にもよさそうですし……。

育児や介護など、身近な問題であるはずなのに、自分が関わっていないとついつい他人事になってしいがちですが、ささやかでも役に立てることはないかなあ、と考えている今日このごろです。


杉田


久しぶりに「れんらくちょう」を引っぱり出しました。びっしり書かれた連絡事項に私たち親子も見守られていなんだな~と愛を感じます♪
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