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2019年2月11日 (月)

我が家の中東情勢学習

何十年か前は、アイドルの見分けがつかない親に呆れ、「うるさいから消せ」と言われては怒りながらも、ひたすらテレビを見ていたような気がしますが、今や自分がその親と同じようなことを感じるようになりました(芸能人の顔って、本当に見分けつかなくなるんですね……)。

そして、当時もそれなりに忙しい気がしていましたが、のんびりテレビを見る時間があるなんて、学生時代はなんて暇だったんでしょう。私が「ちょっとじっとしてテレビでも見たら?」と言うと、「そんな暇ないのよ!」と返事しながらバタバタと家事をしていた母の気持ちが今なら痛いほどわかります。

それでも、まったく見ないわけでもなく、家に帰るとひとまずつけてしまうのがテレビの不思議なところ。各言語の授業など、聞き流しているだけで面白いので、よくつけているのが放送大学なのですが、高橋和夫先生の授業(番組)が始まると、そのときばかりは意識をテレビに向けてしまいます。

高橋先生は日本では数少ない中東の専門家で、現地の関係者へのインタビューも織り交ぜながら、ややこしい中東事情をわかりやすく解説してくれるので、大変勉強になります。ですが、高橋先生の授業が面白いのは、それだけが理由ではありません。

最近の軍事技術の話をしていたかと思ったら突然、「では、スタジオでもドローンを飛ばしてみましょう」などとおっしゃってドローンを飛ばし始めたり(そこで番組終了)、シリア内戦の話をしていたかと思ったら、「では、防弾チョッキを着てみましょう」とおっしゃって、防弾チョッキを着たままスタジオを出ていかれたり、「え?? 先生、そこで終わり!?!?」ということがしょっちゅう起きるのです。

おっとりした口調で、中東の長く、複雑な歴史や、現在の状況を語りながら、あまりにも自由な展開を見せる高橋先生の授業の中毒性はかなり高く、私も夫もすっかり夢中です。私のほうが帰りが遅いことが多いので、私の帰宅前に高橋先生の授業が終わってしまうと、夫が熱い口調で「今日の高橋先生はこんなことをした」と教えてくれることもよくあります。

高橋先生のキャラが立ちすぎていて、授業の内容より「高橋先生観察」が目的になっている感もありますが、生の授業を受けてみたくて、夫婦そろって放送大学の面接授業を受講しようかと、真剣に相談している今日この頃です。

中原

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